0416　春ごときが私を変えられると思うなよ

　この本は、女の子たちが自分の家で自分のために暮らしている様子がかわいいイラストで描かれているコミックエッセイです。インテリアにこだわったり、高級チョコを少しずつ食べたり、早起きして朝ご飯を食べて二度寝したり。そういうの！いいよね！って思わせてくれます。

　わたしは、一人暮らしをはじめてもうすぐ半年になります。どうして今まで一人で暮らさずにいられたんだろうと思うくらい、一人の生活にしっくりきています。　好きな時間に寝て起きて食べることができる、「自由だ！」という喜びではなく、完全に一人になれる場所と時間が一日の中にあるのが思った以上にうれしい。

　実家暮らしはさておき、同棲を数年経験したわけですが、それはそれで全然問題なかったんですよね。でもそれは「他人と暮らせる」という確認になったのではなく、彼と暮らすことがうまくいっただけだと思うのです。家に帰ると誰かがいること、一緒にご飯を食べて眠ること、それは素敵なことで願わないわけじゃないけれど。でも、今は。もうすこし一人で暮らしをしていきたいなと、そう思いながら今夜も、タラタラしてんじゃねーよを噛みながら、オモコロチャンネルを見ています。映えなくても整わなくても尊いわたしの生活よ。

　一人暮らしを始めて自分でも意外だったのが、自炊をしないということ。同棲していたときは結構作っていたから、当然に自炊するものだと思ったけど、そんなに広くないキッチンだということと、なにより自分のためだけに何かを作ろうという気持ちになれない。食べることは好きなんだけどな～と思って、弁当宅配サービス『ナッシュ』を注文してみました。来週のレターでレポでもしようかな！（誰得？）

　今週のレターも最後までお読みいただきありがとうございます。ゆるく読書しつつ、無理のない分量で今後もお届けしていこうと思っております。今は考えることがあって、あまり読書したくない時期ですが、そういうときもあろうもん～と思ってやっていきます。ほどよい距離で応援してくれたらうれしいです。ということで、また来週のレターでお会いしましょう。以上、切実でした！